人の脳には、ポジティブな話題より、
ネガティブなものの方が、
すーっと入って来るようにもともとできています。
特に日本人は、そうなんです。
謙遜の文化だからかもしれませんね。
会話のきっかけとしてまず褒めましょう、とよく言われますが、
「かわいい服で似合ってるね。」
と、ポジティブなことをいきなり会話を切り出しても、
特に初対面だったりすると、
そんなおだてには乗らないわよ、
と無意識の抵抗が彼女の中に現れてきて
「え、そうですか?」
とびっくりされるだけで、会話が途切れてその後がなかなか続きません。
服装を褒めるなら、ちょっとネガティブな要素を逆転させた方が、
お相手の脳の中にはすーっと言葉が入っていきます。
例えば、ちょっと地味めな人に
「そんなに目立たないけど、なんか素敵なファッションだね。
何かこだわりあるの?」
と、目立たないというネガティブなことから話始めると、
お相手の脳がスーッと受け入れてくれて、抵抗しないので、
「えー、そんなことないですよ。
私ファッション苦手で〜。」
と会話への反応はいいので、
その後が続けやすくなります。
目の前の人がちょっとつまらなさそうにしてたら、
話をこちらからたくさん持ち出そうとするよりは、
あえて
「なんかつまらなかった?」
と素直につまらないというネガティブなことを話題にしましょう。
お相手も
「えー、全然そんなことないんです。」
という言葉ならすんなり言ってくれやすくて、
「実は、さっきからいろんなことを知ってるんだな、
と感心してたんです」
など、お相手の方からも話し出してくれて、
その後の会話を続けやすくなります。
人はネガティブなものを話題にしてはいけない、と思い込みやすい
人は、自分やお相手のネガティブな面に触れてはいけない、
と思い込みやすいものなんです。
しかし、実は自分がネガティブだと思っていることが、
お相手は何だか受け入れてくれるようだ、と感じると、
心を開いてくれやすくなります。
この時に相手の体の変えられない特徴には、
触れないように気をつけてくださいね。
あくまで、ポジティブな話題で攻めるよりは、
ちょっとネガティブな言葉を使った方が
お相手に聞き入れてもらいやすいよ、
というのが今日の内容です。
もう一つ、
言われる側にも「そこを褒められとは思わなかった」
という意外性があると、嬉しくなって、
心の防御の壁が壊れやすくなる、という一面もあります。
小学生くらいまでの子供の場合はちょっと違います。
まだ世間の荒波にそこまで晒されておらず、
ポジティブなことを受け入れる素直な素養があるので、
ダイレクトにポジティブなことを褒めた方が、
子供はのってくれます。
大人は自分のネガティブな面を受け入れてくれて、
愛してくれる人に、心を開きやすいものです。
最初の会話のきっかけは、
ちょっとネガティブなところから始めてみると、
スムーズなことが多いですよ。
試してみてください。
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