花嫁修業なんて言葉は、
とっくに聞かれないこの時制。
男女平等の名のもと、
女性も仕事に邁進し、
いろいろなストレスや
言いたくても言えないことを抱え込んでます。
いったん職場を離れると、
昼間には言えなかった不満や愚痴を
開放したくなるのです。
本当は
「大丈夫？」「大変だったね。」
「その人ほんとひどいね。」
など同情してもらう言葉を聞きたいのです。
しかし、聞かされるのは正論のアドバイスばかり。どういうこと？
さてここで、仲が良かったり、
お付き合いしている男性に愚痴を言っても、
同情してくれるどころか、
正論のアドバイスを返されることがあります。
「それはおまえの対応が悪いからじゃないの？」
「そこでちゃんと自分の意見を主張したの？
言わないと相手は分からないよ。」
「なんでそういう人と友達のままでいるの？
会わなきゃいいじゃん。」
などなど。
「あれっ？」
私がほしいのはこんな反応じゃないんだけど。
「頑張っているのに、そんなことがあるんだ！ 君は何も悪くないよ。」
と味方になってくれる想定だったのに、
何かが違う。
そして、男性に同情してほしくて、
もっと事細かに事情を説明していくと、
自分の無能さをますますさらけ出し、
自分が更に悪くなっていくという悪循環。
男性は人に愚痴を聞かされる
という感覚があまりなく、
相談されていると考えて、
アドバイスを一生懸命考えてくれるのです。
ただ愚痴を聞いてほしい女性と、
相談されたらアドバイスしなきゃ、
と考える男性は、
こうやってどんどんすれ違っていくのです。
愚痴を聞いてくれるだけでいい時の解決策
男性は、共感能力が低くく、
感情的にもあまりなりません。
なので、同情して寄り添うことが苦手です。
また、もともと合理的な人が多いので、
あなたの口から発された愚痴は
課題としてとらえてしまい、
解決しようとするのです。
これは男性の視点からすると、
目の前の大切な人を
着実にトラブルから回避させてあげたい、
という愛でもあるのです。
愚痴を聞いてもらうだけでよくて、
なんなら慰めてほしい時は、
素直に、
「アドバイスはいらないから、
聞いてくれるだけでいいの。」
と男性にはっきりお願いしましょう。
男性にとって、
アドバイスもせずに「うんうん」聞くだけ
というのは、
逆にストレスがたまります。
男性の表情や反応を見ながら、
もう限界かな、と感じたら、
愚痴を話すのは一旦そこでおしまい。
そして、
「話を聞いてくれてどうもありがとう。
私の気持ちもずいぶん落ち着いたわ。」
とにっこりお礼を言いましょう。
そうすると、次からもあなたの愚痴を
嫌がらずに聞いてくれるようになります。
もしかしたら、
愚痴をずっと話していても、
物事って解決しないんだな、と、
あなたがそのうち
気づいちゃうかもしれないですけどね。
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