あ、この人いいな、とちょっと好意をもった人に
「でも」「だって」
なんてネガティブなことは普通は言いたくないんじゃないか、と思います。
その方の「これいいよね」や「好きなんだよね」に
「それ、いいですね!」「私も好きです!」
とまずは同調する感じになっちゃうと思うんですが、どうでしょうか?
好意ある人の行動や仕草を真似るのは自然なこと!
これは「ミラーリング」と言って
鏡(ミラー)みたいに、好意をもった人の行動や仕草を真似ることなんです。
好意をもった相手へのミラーリングは、ごくごく自然なことです。
親は子供が小さい時にこどもの言葉を使って会話してくれるのも、
親の愛情をしめすミラーリングですね。
しかし、小さい時にから親に
「でもあんたね、やっぱりできないじゃない。」
「ほら、さっきお母さんが言ったとおりにしないから。」
など、否定ばかりされて、自分がミラーリングされた経験が少ないと、
「自然にミラーリングする」というのが難しいかもしれません。
ここは、「あー私はちいさい時からなかなか同調してもらえなかったな」
だけど相手の行動を真似て、仲良くなる方法があるんだね、
と、ひとつやり方を覚えてみましょう。
多分、そんなに親しくない人から否定ばかりされると、
「私この人に嫌われてるんじゃないかしら?」
とあなたは自然に思ってしまいませんか?
本当は他に自分の意見はあるかもしれないけど、
嘘ではない範囲で相手に同調する、というのを意識してみてくださいね。
LINEでも使えます!
なかなか対面で会えない昨今、
コミュニケーションがLINEだけ、という時期もあると思います。
そういう時には、LINEなどのSNSでやりとりすることも多いかと思います。
LINEの文面のことば使いや
絵文字の量や雰囲気をお相手に合わせることでも、
相手は好意を感じてくれます。
ここでのポイントは「絵文字も合わせる」です。
そうすると、お相手は自然とあなたに親近感をもってくれますよ。
言葉だけでなく仕草や行動も効果的
言葉だけでなく、相手の仕草、
相手がうなづいたら、自分もうなづく。
相手が首をかしげたら、自分も首をかしげる、
などは取り入れやすいですね。
お相手がニッコリしてくれたら自分も「ニッコリ」する、
お相手が手をふってくれたら、自分も手を振り返す、なども
やりやすいんじゃないでしょうか?
さり気なくして、相手に不快感を与えないこと!
このミラーリング。
しつこくやりすぎて相手に不快感を与えないようにしてください。
あんまりしつこいと、された方は
「なんか私バカにされてるのかな?」
と逆に警戒してしまうからです。
相手に同調ばかりしないで、自分の本当の意見を言うべきだ!
なんて堅苦しいこと言わないで、
お付き合いが始まるまでの最初のうちは、
相手の行動や仕草や言葉をさりげなく真似してみて、
関係を進展させてみてください。