「自分だけみてほしい」
「自分のことを常に考えてほしい」
とお相手の一挙一投足に目を光らせて、
自分以外の異性に気持ちが向いてないか、
常に警戒していませんか?
そして、お相手がSNSでちょっとでも違う異性と連絡をとろうものなら、
「その人はいったい誰!?」と大騒ぎしてしまいがち。
「あー自分のこと、こんなに好きでいてくれてるんだな。」
と思ってもらえるのも最初の内だけ。
だんだん重く感じられてしまい、お相手に逃げられるパターンが多くなってきます。
これが女性だと、「重い女」とよく表現されるやつです。
重い女のタイプを見ていこうと思います。
尽くしすぎてなぜか相手に嫌われる女性
恋人に対して必要以上に、かいがいしくお世話を焼いてしまう。
お世話をしていないと、
自分が人にしてあげられることが何もなくなるようで、不安だから。
まともなお相手だと、対等にお話をしてあなたのことをよく知りたいと思っているのに、
尽くされてばかりだとつまらなくなってしまい、
去っていってしまうパターンもあります。
お相手がちょっとだめな男性になってくると、
だめな男ばかり渡り歩く
ダメンズウォーカーになってしまうのもこのタイプです。
付き合うと自分らしくいられなくなる女性
人とお付き合いをしている間は、
自分のことがなにもできなくて、楽しいはずのおつきあいなのに、
尽くすあなたがなんだかボロボロになってしまうこともあります。
常にお相手の顔色をうかがって、ちょっとした表情の変化に
「私のせいで楽しくないの?」
と勝手につらくなってしまいます。
お相手に100%あわせてしまうので、
実はずっと我慢してしまうんですが、
最後には感情的になってぶちまけてしまう。
そういう形でしか相手に自分の気持ちを伝えられないからです。
自分のすべてを分かってほしい
自分のお付き合いしている人には
「私を100%理解してほしい!」
「自分のことを一番に考えてほしい!」という思いが強い人が多いです。
また、自分に自信がないので、彼の反応に一喜一憂してしまいます。
少しでも冷たくされると「ああ、もう嫌われた!」と勝手にがっかりしたり、
気分の浮き沈みが激しいのが特徴です。
最初の3ヶ月くらいは、2人の関係は保てるのですが、
その後はあなたの感情や言動に驚かれて、お付き合いが終わってしまいます。
好きな人に否定されることはとても辛くて、
体の一部をもぎ取られるような気分になってしまいます。
ついつい束縛してしまう!
自分自身が、
母親の愛という名の自分の心配の押し付けという重い愛情が嫌で、
実家を逃げ出したくせに、
同じことを彼にしてしまい、
彼も逃げ出してしまう、を繰り返してしまう方もいらっしゃいます。
逃げられると、もっと愛されたいと自己犠牲をさらに自分に課して、
もっと重くなるようです。
また好きな男性が自分以外の女性と話をしたり、親しげにしてるのを見るのも
本当につらいんです。
また、お付き合いをするのなら、素の自分を出した方がいいよねと考えた時、
少しでも自分に気持ちが向いてない発言や態度をされると、
激怒してしまう。
お相手も浮気した訳でもないのに、いつもいつも怒られてしまうと、
嫌になりますよね。
でもそれは、いつも自分のことを一番に考えてほしいから、
素直になると怒ってしまうのです。
なぜ、いつも自分を一番に考えてほしい?
相手が常に自分だけを見ていてくれるか、つねに確認したくなるのは
「私は、大切な人に見捨てられてしまう。」
という思い込みがあるからです。
これも、幼い頃の親(主に母親)から受けた態度が原因だったりします。
小さい時にかまってもらってない訳ではないんだけど、
親が余裕のないときには、「後にして!」など冷たい態度をとってきたり、
下に兄弟ができると、
「あなたはお姉ちゃんでしょ!」といきなり厳しくされた経験から、
親を求める気持ちが強くなります。
それが恋愛になると、
この大切な人から捨てられるかもしれない、
という不安を無意識に思い出してしまい、
相手に求める気持ちと重なってしまうのです。
あなたもついつい重い女になって、相手に求めすぎてませんか?
これも、小さい時の親とのやり取りを思い出し、
自分のこの不安はあの時親に冷たくされた不安と似ているな、
と自分で気づくことが大切です。
そこに気づけば
「こんなに不安がらなくても大丈夫!」
と自分で対処できるようになります。
これは最初のうちは なかなか一人では難しいので、
人と話ながらやっていくのが、思い出しやすいです。
私はタロットを使いながら、こういう恋愛相談もお受けしております。
困ったときにはお声がけくだされば嬉しいです。
最後までありがとうございました。